第37話 追求心

「これで…」「あ…あれ?皆さん?ここは………な…なんて有様…」「アレナ…落ち着いて聞いてくれ…アレナが10時間眠っている間に沢山の出来事が起きた………」「お…お父様!!」

「大丈夫だアレナ!その人が今蘇生している!オーエムさんは生き返る!!」

「神だよ!」

「何が起きたんです?」「…それは………辛い事だ…」「(覇気がない…)お疲れでしたらゆっくり休むといいでしょう…」

「ごめん…もうゆっくりしちゃいられないんだ…俺は今すぐにでも復讐する」

「復讐は体と心の毒だ…自分は疲労も何もない…休むべきなのは炎次…お前だ」

「大丈夫…さっき死ん…眠ってたから大丈夫だって」「大丈夫なわけないだろ」

「…………」「アレナもお前に休めって言ってる」

「炎次さん…」「わかった…でも何かあってもすぐに駆けつけられないからな…だけどユウガは強い…心配するほどじゃないか…」


「………あれ…良かった…生きてた……………行かなきゃ…ハァ…」

「起きたか」「アナタは…」「ハデスだ…仲間を探しているのか?」

「え…あ…は…はい…」「助けてあげよう………

来いビゾン!」

「カラッ…カラッ…」「え…(なんか…カラカラいってる…)」

「やぁ!」「ゾンビ!?いや…骨?」

「そんな事はどうだっていい…君の仲間を探す仲間だ」


「やぁ!炎次!久しぶりだなー!」

「え…」なんだ?この感覚…懐か…あの時の友達!?そうだ…俺は…俺は…………何を…しようとしてたんだ?…思い出せない…………名前…覚えてない…なんだ?仲が良かった記憶があるけど…名前が出てこない…聞くか…

「名前…なんだっけ」「ハッ!何言ってんだ?行くぞ!炎次!!」

「お…おい…俺結構マジでお前の名前ド忘れしたみたいなんだ…」

「とりあえず振り返ってみろ」「は?」なんだ?違和感が………

「ここは俺のテリトリー…」いつの間に…空間が…

「答えてあげよう…俺…いや…もう偽るのをやめよう…吾輩は火炎龍神ボノケール」

「は…?」

「我々は見せられている…幻覚と夢の狭間を」

「な…何がなんだかわからない…」

「真道炎次…お前は史上最悪の魔法使いウィゼルを知ってるか?」


つづく

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