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第21話
暖華の唇を親指で撫でる
「ッツ…ひ かる」
俺のシャツをギュッっと掴む
そんな暖華を
「物足りない？暖華…どうして欲しい？」
どうしたっていじめたくなる
後でゆっくり可愛がるから
今は少し虐めさせてもらうよ？
「暖華？」
ジッと俺を見つめる暖華
「光…好き…」
「俺も…大好きだよ」
「光が…」
「うん？」
「光が…意地悪するから……」
「もう寝る…」
「寝るの？」
「…だって」
俺から離れようとする暖華を
離れないように抱き締めた
「暖華 言ってよ？」
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