第6話

『 っなさ い …いいこ するか …』

瑠羽の声に目が覚めた…


「瑠羽 俺がいる…大丈夫だ」

抱き締め頭を撫でてやる


『ッツ… りゅ や ご めん 』

「大丈夫だ 瑠羽 俺がいる」


『ぁ りがと はなさ ないで 』

「あぁ 離さねぇ 離せねぇよ」

瑠羽を抱き締めたまま

身体をおこしサイドボードから

瑠羽専用のステンレスボトルを取り

瑠羽に渡した


『ありがと…熱いかな?』

ボトルを持つ瑠羽の手ごと

口に近づけ一口飲んでみる

「甘めぇ…そんな熱くねぇから大丈夫だ」


『フフッ ありがと いただきます』

ゆっくりとボトルに口をつける瑠羽


瑠羽が毎晩のように

うなされて目を覚ます事を話したら


力也と拓也がステンレスボトルに

ホットミルクを用意した


『あったかい…』

「ククッ…良かったな

そういや双子も西へ一緒に行く」


『えっ?…でも…』

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