第4話

side…龍夜


12月に入って

瑠羽の学校のテストが終わり


西へ行く日が…

瑠羽の父親に会う日が

決まった事を瑠羽に告げた


不安気に瞳を揺らす瑠羽


それから寝ている時に

うなされ目を覚ます事が

多くなった…


大丈夫

俺がいる


それしか言ってやれない…


唯一してやれる事と言えば

身体を重ね忘れさせてやる事くらいだ


毎晩、意識をとばすまで

瑠羽を抱く…


何も考えられなくなるくらいに

ただただ瑠羽を啼かせる…


愛してる

俺がいる


そう伝えながら…

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