第3話
『こわい…』
「大丈夫だ」
私を包んで
優しく撫でてくれる
龍夜に縋る事しか出来ない…
そんな私に毎日
言い聞かせるように
大丈夫
俺がいる
そう言ってくれる龍夜
『龍夜…』
唇を重ね…
身体を重ねる…
龍夜に触れられ…
乱され…
私が龍夜でいっぱいになる
不安も怖さも
全てが龍夜によって
強過ぎる快楽へと変えられ
漆黒の渦にのまれ
真っ黒で…
真っ白な世界へ
今日も堕ちて行く…
愛してる
その言葉と共に…
side…瑠羽 end
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