リアルタイムで嫌な男に振り回されている女性にはお勧めできません。自分のゲスさを自覚して死にたくなっている男性にも御同様。描かれているのは、おそらく現代社会の至る所に蠢く、見覚えのある「醜悪」。そこに光は見えず、出口も無い。それでも耐え、生き抜いている心の強さを讃えたくなるし、物語全体を彩る漆黒の美に何時しか魅了されてしまいます。
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