出会い

第2話

あたしは実家から1時間かけて大学に通うことになった。


県内とはいえ、地元に比べて活気があり、下町っぽい雰囲気の街に、板倉学園はある。


電車2本と市バスに乗り、大学に到着。


2学部8学科の生徒がいることもあり、たくさんの人であふれかえっていた。


受付に行き、史学科の教室はF館といわれたのでそこへあたしは向かった。


F館につくと、クラス分けされていた。

あたしはAクラス。


Aクラスに入ると、もう十何人もの人がいた。


このとき、すでにこのクラスの雰囲気があたしにぴったりな感じがした。

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