第31話 いや~失敬失敬、ここカットしといて!(※収録ではないので出来ません)
『ニーグレピッコイ:食用可(無味)。ニーグレヴァ湖の神秘なる湖水にのみ生息する動物性の
おうおう、これは『
やっとこさ鑑定をゲットして黒柴わんこな自分を鑑定しようとしたら、いつの間にか湖の微生物に名付けしちゃってたぜ。自分でも意味が分からんちんでトンチンカンな一休さんだわ。うっかりテイムしちゃうとかの珍イベは発生しませんでしたとさ。
それよりも改めて鑑定し直した説明文ですよ説明文。ニーグレヴァ湖の神秘なる湖水……?
ドデカ湖の畔に腰を据えてまでも鑑定を取りたかったのは、
『◯◯◯◯:食用可。以下の情報は制限により開示不可となっております』
みたいに最低限な情報しか開示されなかったから。当然何かしら秘島(仮)への手掛かりは無いもんかと手当たり次第に取り込んで調べましたともさ、ええ。さっきの湖水や泥とかの、さも初見みたいな反応は当時のリプレイです。
ただあの微生物も湖水ごと取り込んだ時に収納してて、その時は
『ニーグレヴァ湖の微生物:食用可。以下の情報は制限により開示不可となっております』
だったのよ。で、鑑定出来るようになったら
『ニーグレヴァ湖の微生物(名称未設定):食用可。動物性の
に説明が変わってた、と。収納と鑑定があるから何らかの条件を満たしたとか、そんな感じ?
最終的に俺が名付けたら今までよりも多くの関わりというか結び付きを得たからか、湖の情報が多少解禁されるように。より上位の閲覧権にアップグレードしたのかも知れない。全部ただの想像で物言ってますが。
他にも色々周辺で試したりして自己強化や秘島(仮)への対策はやってましたけども。そこは追々として、俺の鑑定! と先走ったのがイカんかった。
鑑定は通常、対象を指定して行うもの。だから単純に俺を指定すりゃ良かっただけという……。こりゃ失敬! 俺、鑑・定(ポン)。
『コースケ・シバ:クロ・シバケーン(始祖魔獣)、オス、0歳(成体)。異界の狭間より迷いし魂を宿し、大いなる存在により新たに生み出された種(始祖魔獣)。高い身体能力による機動性と特異な紫電属性により、強力無比な攻撃力を有する。1体のみしか存在しないその希少性は、その見た目も相まって孤高の存在と言えよう』
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