第32話 ヘンなカミサマ?[仮]の言い分(な、なんだコイツぅ~!?)。
『コースケ・シバ:クロ・シバケーン(始祖魔獣)、オス、0歳(成体)。異界の狭間より迷いし魂を宿し、大いなる存在により新たに生み出された種(始祖魔獣)。高い身体能力による機動性と特異な紫電属性により、強力無比な攻撃力を有する。1体のみしか存在しないその希少性は、その見た目も相まって孤高の存在と言えよう』
ちょいちょいちょいちょ~い。ツッコミどころ多すぎィ! オレ
自分で自分を鑑定した結果がコレだよ。十中八九、前世の俺が呼ばれてたの(『コースケ』か『シバ』)をそのまんま持って来やがったらしい。もう担当者、
(どうせ
――ピピピピッ! ……ピポンッ!
『訂正要求の却下:大いなる存在により訂正要求は拒否されました。付属物にて事由を述べていますので閲覧下さい(※要保管・改変及び複製不能・破棄不可)』
プインッ。ピコピコッ!
『訂正要求の却下事由:ど~も、大いなる存在デェス。そちらの言い分はスゴくごもっともデスが、ワタシもヒマじゃ無いんデェスよ。そもそもアナタがコチラの世界に来たのだッテ、突発的ナ時空の裂け目が発生シテそこからアナタがゲロンチョ……飛び出シテ来たのガ原因デスしおすしィ? その裂け目の処理を行いつつアナタの存在を異物とシテ
……何か変なカミサマ(仮)の反論
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