第15話 そして俺の思考は巡りに巡る(ちょいとナイーブ)。
余計な邪魔は入ったが、それでも足は前に進んでいる。というか何処へ向かったら良さげなんだか、誰か教えてくれませんかね?
海辺の崖から旅立って相手をする数もそうだが種類も随分と増えた。様々な能力も成長を見せている。
先程の
黒柴わんこな俺のもふもふした腹側で展開する『異次元ポンポン』こと謎次元空間収納は、熟練度とかレベルの上昇(詳細不明)によって遠隔での作動範囲が半径5mから半径35mぐらいまでに拡大した。なのでズシャッと滑っていった
収納リスト内での作業はフォルダ管理機能の実装で仕分けが楽になった。初期はずら~っと
収納容量は……業者の倉庫ぐらい? 順調に規模が拡大してるのか不足は感じない。時間経過は限りなく遅延してる模様。まあ年単位で腐らない貯蔵庫だと思いねえ。
取り込めるモノの範囲はいい加減。一部生き物も入るっちゃ入る。倒したヤツの卵とか、植物だって生きてるだろうが一応入る。空間内の環境ってどうなってんのかね?
試しに草原を1m四方の
これは実質、どんな空間も切り取って取り込めるという事。つまりは空間断……これ以上は言うまい。
恐らく能力の優劣や
そこはね、そん時にならなきゃ分からんよ。意地汚く生き延びたいとまで思える何かを、俺は今の所手にはしていないと思うから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。