散らかった文

この離人感と希死念慮から解放される日が来ると到底思えなくて、ずっとこのまま生きていくしかないのかもしれないなとか思うとさらに怖くなって、自分の手を見ても顔を見ても体を見ても自分と認識できなくて、今書いているこの文章だけが唯一世界と自分を結びつけているような気すらする。


昨日は偏頭痛が酷くて動けなかった。


そのせいで学校と塾に行けなかったから母親の機嫌が悪くなって、昨日からずっと口を聞いてくれない。


やっぱり生まれてこない方が良かったのかな、死ぬのがいちばんの社会貢献だなってずっとぐるぐる頭を回っていて、でもその思考回路が自分のものであると言う確証が持てなくて怖いから自分をずっと殴っている。


もう腕を切るのはやめたし、odもしないって決めたから、殴るくらいしか方法がない。


根本的な解決には全くなっていないとわかってはいるけど腫れ上がった脚とか腕を見ると安心する。グッとおさえることで鈍い痛みを発生させて正気を保つ。


紫になった腕に薄ら白い凸凹が浮かび上がっているのをずっと眺めていたい。


自分は生きているんだとわかるから、安心するのかもしれない。


もしかしたら私は幽霊で、他の人には一切見えていないのかもしれないと思う瞬間がある。


でも幽霊に打撲痕はできないから、私は大丈夫。


何が怖いのか、何が不安なのかわからないけどずっと怖い。


頓服を飲んでも治らないこれはどうしたらいいのでしょう。


自分の頭にバグが発生しているのがよくわかる。


息を吸って吐くだけのことがうまくいかなくって、自分の顔にゲシュタルト崩壊を起こして、まだ夢の中にいると思って、口から出てくる声が自分なのか他人なのかわからない。


考えることもうまくいかないし、目はずっと泳いでいる。


怖い。早く大丈夫になりたい。

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