第3話 へっどこまでもおもしれー女
「なんかホステスやらないかって誘われたわ」
なるほど。こいつ顔はいいからなあ。
でもあんなに問題行動ばかり起こしてる奴誘うとか店長何考えてんだ?
「ボーイじゃ失敗ばかりだからだそうだ」
ガク~!!
ホステス向いてるからとかじゃねえのかよ!
ならクビにすればいいじゃねえか店長!
「店長……クビにしたらどうなるかわかってるな?」
「ヒイイ! あ、あの秘密だけは言わないでええええ!」
……よ、弱み握ってたのか!
ど、どんな弱みを……?
夜の世界でのしあがりそうな……そんな予感がするぜ。
「へっおもしれ~女!」
♢
「光ちゃんホストにしたわ」
なんでそうなるんだよ!!
そこはNo.1になったわ。じゃねえのかよ!
なんで小僧をホストにしたんだよ!
「かわいいし、女にモテるからって店長が言ってたから。でも浮気は阻止するよ」
なんだかんだ独占欲はあるのか。てか店長何考えてんだ。
安心しな尾白。おれはお前しか見てねえからよ。早くおれの胸に飛び込んでこい!
「臭い。誰?」
いい加減覚えろ! 臭くねえ!
「No.1ホストになった光ちゃんを我が物にするって快感」
なるほど。No.1ホストか……
ホストを我が物にしようと企むなんてよ……
「へっおもしれ~女!」
よし! おれもなっちゃるぜ!
「ともちーん。灰皿交換しに行って~」
「店長~ただいま~!」
ぼ、ボーイはやめれんかも。
♢
――数年後。
「光ちゃんNo.1になったわ」
え、マジで?
「でも嫉妬するから辞めさせたわ」
ズルッ!(こける)
ま、まあ高校生がホストとかな……
いくら小僧がドリンクしか飲まないとはいえ。
(また時が経ってる)
「でも人気出てたし、芸能事務所に行ってデビューさせるわ。わたしはマネージャー」
そううまく行くかねえ。
「ついでに稼いだ金でこのボロ店とホストクラブ買い取ったわ。優良店だったし」
なに!?
確かにボッタクリではなかったもんな。
「売上よくなったらヤクザよってきたから潰しておいたわ」
なに!?
「この夜の町はこれでわたしの支配地だ」
なんて事だ。おれの金でいくらか守ってはいたが、地元ヤクザを潰しただと!?
確かにかなり味方を作ってたみたいだし……
なんて恐ろしい女だ。
「へっおもしれ~女!」
「で、あんたこれから副店長ね。名前なんだっけ?」
「……え?」
♢
「芸能界で好き勝手やってた悪徳司会者追放したわ」
――!?
小僧の芸能界入りは!?
なんでそうなった!?
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