1/2で他人が死ぬか1/2で１万もらえるボタン

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（136文字）

ボタンのせいで狂人となる人たちの生き様がすごいです。
ぜひ刮目してください！

最終話まで、グイグイと引き込まれました。ありがとうございます！

このボタンを押したら、人が死ぬかもしれない。でも、100%死ぬわけではなくて、50%の確率でお金が手に入ります。
これなら働かなくていいかも、大切な人を助けられるかも、と考えると、もしも自分がボタンを拾ったらどういう行動をするのだろうと深く考えさせられます。
ぜひ読んでほしいおすすめの作品です！

この物語は、一つの「ボタン」を手にした者たちが、絶望の中でどんな決断を下していくのかを描いた、緊張感あふれるサスペンスです。

ボタンを押すと1万円が手に入るか、見知らぬ誰かが死ぬ。そんな極限のルールを前に、登場人物たちは次第に自らの倫理観を見つめ直し、やがて抗えない欲望や恐怖に飲み込まれていきます。特に主人公・浅田の変化は衝撃的です。

物語はただの心理ゲームにとどまらず、ボタンの正体や、それを巡る陰謀が少しずつ明かされていく展開も魅力的。複雑に絡み合う登場人物の思惑、緊張感あふれる駆け引きが読者を引きつけます。

読むたびに「もし自分がこのボタンを手にしたら？」と問いかけられる、倫理観を…続きを読む

人間のドロドロした感情と、弱い心と、もろさや倫理、色々なものが出ている作品だと思います。
もし私が所有者なら…つい考えてしまいます。
早く続き読みたいです！

“1/2で他人が死ぬか、1/2で1万円がもらえるか”のボタンを手にしたお話。

そんなボタンを手にしてしまった時の、最初の人の思考、そしてその後、どのような思考に変わっていくのか。

人の思考がちゃんと書いてある物語は、やはり読んでいて楽しいですね。 この物語は、ちゃんとその思考が書かれています。

考えさせられる物語なので、読んでいて退屈することのない作品です。

物語においての人の思考、そして物語を読みながら、自らは何を思うか？ そのような事を考えることが好きな方にオススメです！ 是非、読んでみて下さい！

人間の倫理観がいかに崩れていくのかを繊細なタッチで描かれています。

ルールから疑問を発展させて新たな可能性に気づいていったり、ミステリー要素満載！
こういう話を読むと、いつもそのデスアイテムが欲しくなります。笑　「私ならこう使う」と想像を膨らませるのも、こうした物語の醍醐味ですよね。

まだ始まって間もないですが、今後に期待しての☆☆☆です！