概要
妖怪烏は、亡き人の姿に記憶を抱く
「その辺りじゃ、今も紅葉を『サイノカミ』の衣替えっていうんだってさ」
艶やかな紅葉の下、妖怪猫の言葉に、ふと、思い出す。
――遠い昔、傍にあった彼の人の姿を。
孤独な烏は、ある日、人が持つ火を噴く筒に撃ち落とされた。
地に積もる神の衣に覆われた烏を救ったのは、心あるものの胸の声が聞こえる、異質なる人。
穢れを引き寄せるものと呼ばれ、畏れられ忌まれる彼の人と、孤独な烏。
彼らは、やがて共にあるようになった。
しかし、その穏やかな時間は、あまりにも脆く崩れ去っていく。
*
【カクヨムコン10短編】一次通過できました。ありがとうございます!
艶やかな紅葉の下、妖怪猫の言葉に、ふと、思い出す。
――遠い昔、傍にあった彼の人の姿を。
孤独な烏は、ある日、人が持つ火を噴く筒に撃ち落とされた。
地に積もる神の衣に覆われた烏を救ったのは、心あるものの胸の声が聞こえる、異質なる人。
穢れを引き寄せるものと呼ばれ、畏れられ忌まれる彼の人と、孤独な烏。
彼らは、やがて共にあるようになった。
しかし、その穏やかな時間は、あまりにも脆く崩れ去っていく。
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