第3話 何度目かの朝。

今日も

明日も

明後日も。


同じ場所、同じ姿勢、同じ行き先


そして。


山のような書き損じを作って数枚進んだ物語の。

終わりはまだ。


一日の始まり終わりはきっちり来るが。


光は差さないか?

ここには今日も、明日も、そしていつまでかわからない


見えない見えない先の先にあるそれを

手にした夢の感触は。

わざわざ私を幸せにして、すぐ。


ドン底まで叩き潰す、何度目かの朝。

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