第4話「永劫の言葉」

夏の終わりに

言葉を飛ばす

この滑走路に

夏の青は返り咲く


いづれ消えて

いずれ泣いて

いづれ終わるなら

言葉の方向性は

きっと明日に向けるべきだ


それは永遠を超えて

言葉になって

永遠のシラバスをなぞる


まるで深い青に

まるで深くしずる

そのすべてに

言葉をおいて


言葉を換えれば

絶えず時間は色濃く残るのではないか


そんな日々に永遠を思って

またそっと奏でる


それが楽しいのだろう

ただどこまでも

きれいなのだろう


だからいっそ遠くへ

そう思わせる

永劫の言葉を探してる


生きたい

もっと生きていたい


そんな言葉を


あなたは知ってるだろうか

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る