第2話「空の彼方」

空にかかる

終わりが

まるで夢みたいに

消えていく


いつかの世界は

遠く消えて

それでも

一点の星に救われる


まるで世界が終わらないほど

明るく光って

それは大きな感動になって

降り注ぐ


いつか悲しみを憶えても


それさえ超えて

また世界を作りたい


いつか時のおわりに

それでも言葉を求めて

生きるなら


誰でもない

あなたに最初に出会うだろう


だから生きようか

それだからこそ

生きようか


死してなお

輝きは懐に

きっとこれが

僕の答えになって


その愛に終わりよりも

儚い夢を見るのだと思う


ありがとう、

すべての星々と

今はなき、その昨日の空に。

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