第2話 真夜中の罪な味わい 1
カリッ……カリ、ポリッ………
週末の深夜零時、いつものようにパソコンに向かってキーボードを叩いています。
今夜は私の悪癖について書き綴ろうかと思っています。
苦い野菜、香りの強い野菜、癖の強い食べ物が苦手な私は、お子ちゃま舌だと自認しております。
そんな私の好物は、スナック菓子です……ポリッ。
油分、塩分、糖分てんこ盛りで、カロリーの塊、ダイエットの大敵なので、近頃は若い頃のようには食べないようにしていますが、食べ出すと止まらなくなってしまうのです。
袋を開けて食べ始めると、全部食べ終わるまで止められない……カリッ。
全部食べたら食べ過ぎだ、健康にも良くないと分かっているけど止められない。
それならば、最近よく売られている小袋に分けられているものを買ってくれば良いではないかと思うかもしれないが、あんな量で満足できるはずがない。
結局、二袋目、三袋目と開けてしまうのが目に見えている……カリッ、ポリッ。
なので、食べる時は開き直って食べる、食べない時はひたすら我慢する方式にしております。
どうせ食べるなら、この時間、やっぱり深夜が美味いんですよ……カリッ。
本日のお供は、東ハトのポテコでございます。
数あるスナック菓子の中から、どれか一つを選べと言われたら、私は迷わずポテコを選びます。
ポテコの何が良いかと言えば、この歯ざわりです……カリッ。
カリッと堅め、それでいて軽い歯触りが、噛み砕く心地良さを感じさせてくれます。
シンプルな塩味との組み合わせが、飽きさせず、手を止まらなくさせるのです。
濃厚なバーベキュー味とか、ピザ味とか、コンソメ味とかも捨てがたいのですが、ポテコはやっぱりシンプルな塩味が良い……ポリッ。
ポテコが売り出されたのは1973年、昭和48年の頃だそうです。
東ハトのホームページを見ると、歴代のパッケージが載っていて、そうそう前はこんなパッケージだったと懐かしくなります。
そして、スナック菓子のお供といえば、やっぱり炭酸飲料でしょう。
勿論、ダイエットなんちゃらとか、なんちゃらライトみたいなぬるい奴じゃなく、砂糖、カロリー気にしないタイプです。
本日、ポテコのお供に選んだのは、三ツ矢サイダー。
調べて驚きましたが、なんと140年もの歴史があるそうです。
原料、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、炭酸、香料、酸味料、そして無果汁!
昭和どころか明治生まれの三ツ矢サイダーと一緒に……。
カリポリッ……シュワー……うみゃ。
ポテコ一袋と三ツ矢サイダー500cc、合わせて575キロカロリー、ご飯にすると約2.5杯分。
はぁ……明日は長めにジョギングするかなぁ……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます