第67話
八千流side
ゴッ!!
ガッ!!
ドッ!!
あああああっ。
始まっちゃってるわ!!
暴れてるわ!!
どっち!?
うちの可愛い弟!?
うちの優しい叔母!?
もしくはどっちも、ね!!
それならやちも早く混ざりたい!!
「うちの姉ちゃんどこやった!?」
ほーう!?
やだ、うちの子怒ってるわっ!!
お姉ちゃんどこやったって、お姉ちゃんココだけど!?
メッチャ、塀の上走ってるけど!!
鬼のような形相で(それでもカッコいいけどね!!)
男達を殴る蹴るしながら、やちの心配をしてくれているハイドにキュンとする。
お姉ちゃん想いの良い子なの。
って、ハイドがやり過ぎちゃう前に止めないとっ。
やり過ぎはママに怒られちゃうっ。
「ハイド!!」
「ハ?って、うぉっ!?」
塀の上からハイドに向かってジャンプ!!
突然のことに、猫瞳を白黒させながらもキャッチしてくれるハイド。
「どっから来た!?」
「塀の上!!そっちの方が車庫に近かったんだよね!!」
猫か、バカタレ。なんて憎まれ口を叩きながらも、やちをムギュッと抱きしめたハイドは安堵の息を吐いた。
「心配かけてごめん、弟よ」
「今に始まったことじゃない」
素直に詫びれば、そんな答えが返ってくる。
そうね!!
「一華ちゃんは?」
「お前を捜しに行った」
「そう」
こんな中で一華ちゃんを一人にはしたくないんだけど……
どうしてだろう?
多分大丈夫。
そんな気がするの。
少年が居るからかしら。
「コイツらの狙いは」
「バイク……だろ」
「うん、早く終わらせて一華ちゃんのところへ」
「ああ」
ハイドに下ろしてもらい、やち達は車庫の前に立った。
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