第19話
女ってのは、るなのことかね?
まだ見つかっていない。
“Addict”にも居ないというし。
さて、何処へ行ったのやら……。
まぁ、そこは八千流に任せた。
鋭い嗅覚で見つけてくれるだろう。
さて、あたしは……
マークを睨みつける。
「もう、あの女でよくね?」
「こっちの方がよくね?」
「女なら誰でもいいんだろ?」
そんな会話をしながら近づいてくる男達。
??がついてるが、ほぼ決定なんだろう。
あ”ー、面倒。
「消えろ」
「「「「「ハ??」」」」」
バッシャアッッ!!
「「「「「!!??」」」」」
掴んでいた赤ペンキをマークの描かれている壁におもいっきりぶち撒ける。
上手く撒けた。
マークが真っ赤に塗り潰され、ただの赤い壁になった。
「よし」
胸くそ悪いものが消えてスッキリ。
後は……
「ねぇ」
振り返って男達に声をかける…も
ビクッとされる。
えぇー……
壁にペンキぶち撒けただけでしょ。
それでビビるとか、どんだけチキン……。
「ハァ……」
「…オッオイッ!!俺らが誰か知ってんのか!?」
「いや、知らんし。誰だよ、てか話しかけたのはこっちが先だよね」
「う”っっ」
「そうだったか?」
「確かに……」
……なんたる雑魚感。
まぁ、いいや。
「ここにあったマーク、描いたのはアンタ達?」
「「「「「マーク??」」」」」
同時に首を傾げる男達。
「ん。わかった」
絶対にコイツらではないわ。
「で?女を見つけてどうするつもり?」
「あっ、そうだった!!」
「ヤベェッ!!」
「殴られる!!」
「もう、この女でよくないか!?マシで!!」
「「「「え……??」」」」
「フッ……」
おもわず笑ってしまう。
さっきまでそのつもりで近付いてきたんだろうに。
今やめっちゃ嫌そう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます