第7話 皆んなから反抗された日
中学生になったのはいいけども。
さっぱり、人の気持ちが読めない私。
言ってはいけない暗黙ルールがわからない。
それで、仲良くしてくれてた4人グループからある日突然無視されたのです。
お弁当も仲間はずれ。
あれ??と思いながらも、「じゃあ、他の子と食べればいいや。」
今のようにクラス全体での無視とか仲間はずれはなかったので、他のところへ入れてもらって食べてました。
ある日、4人から呼び出しがあったーー。
内容は、私が無神経だと言うことでした。子供じみたドリフの真似とか一緒にいて恥ずかしい。それで、皆んなが嫌な思いをしてきた。
我慢の限界だと言うことでした。
私、全く気がついてなくて。
思春期だから、天然パーマの髪の毛を「今日もくりくりだねー!」とかゾウが踏んでも壊れない筆箱を「ほんとかなあ?踏んでもいい?」って新品なのに踏んじゃったり。男子と混じってスカートめくりしたり。
皆んな明星とかの雑誌でアイドルの話ばかりしてたけど。興味ないから、「うわー、変な服着てるわー。」とかけなしてたし。
ひとりになって、何だか、女子ってそう言うの上手くやらないとダメなんだなって衝撃的な日でした。
それから女子って怖いな。
それまで、無神経で人の機微なんて考えてもなかった私は、言葉に家をつけるようになったし、顔色とか見ないとって真剣に考えるようになったのでした。
だんだんと大人になるにつれ、私は友達になれるか。を試すようになりました。
まずは、言いたい事をぶつけてみます。
それで、その場で反論してくれたり、怒ったりしてくれると安心します。
本音も言えない関係は友達とは言えない気がするから。
あ、でもね、全ての人にはやりませんよ。
さすがに大人になれば、この人とは表面上のお付き合いにしかならないのは
なんとなーし分かるようになりましたから。
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