虚星
星の上に広がる世界に上下はなく
そこに散りばめられた命に
優劣はないのに
平等とか公平とかそういうものが
今日もやけにきらきらと輝いて
その存在を主張している
ああ 美しいはずなのに
悲しい音が止まないものって
ここにはたくさんあって
何も変わらないの
何も変えられないの
「それってすごく残酷なことだよ」
そう呟いたあの子は
やっぱり明日も
少し寂しい顔をして
生きなきゃならないの
かりのすみか 星るるめ @meru0369ymyr
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます