例えるならウインナーコーヒーの様な作品です

【5/25 現状の全話を読み終えた段階でのレビューとなります】

舞台としては現実に近い世界観の地方都市
獣人が普通に暮らす世界ではみ出し者だった主人公たちが
便利屋、何でも屋を営み降ってくる依頼を解決するといったのが
話の展開となります。

しかしこの世界、現実よりも若干治安が悪くもあります。
人と獣人の差別問題やイリーガルな薬物、そして荒んだ住人達。

一見モフモフした可愛い獣人達の世界観がホイップクリームの様ですが
中を覗き込むとそこにはビターなコーヒーの様な世情が待っています。
それでも最後に底に溜まったザラメの様な優しい甘さの残るオチが
作者様の持ち味なのでしょう。

導入のとっつきやすさに比べると数話読んでのビター加減に
面を喰らう部分はありますが、
古き良き人情噺を思わせるオチは読後に爽快感と満足感を
与えてくれますので少しでも興味を持たれた方は
お読みになるのがお勧めです。

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