第12.5話 島の日常、、師匠

 あれから何日たったんだろう?「まゆ」と言い争いになってから1週間がたった。あれから連絡はしていない。


 「まゆ」の気持ちが、俺にどれくらい向いていたなんて、、わからないし、、俺の完全な空回りじゃなかったんだろうかと考えてしまう。


 人の心って難しいね、、ほしいと言う思いが強ければ強いほど相手は離れていく。だから思いは重いのだと、、1人納得していた、、


 それから、俺は誰かに相談したく、ある人に電話をかけた、、


「師匠、、今大丈夫ですか?」

「大丈夫だよ!どぉうした?しまぁ?」


 この甘ったるい言い方の人は、TKにて10万人フォロワーを保持してるインフルエンサーであり、自称ラブリーキューティーセクシーお姉さんの桃香師匠である。この新キャラである桃香師匠との出会いは別の機会に話そうとしよう。


 話は戻るが、、、、、、、、

「師匠聞いてほしいことがあります!」

「この恋愛マスターセクシーお姉さんになんでも

 言ってみなさい!!」

 うわぁー、、、また肩書き増えてる。この人は、いったい、いくつ二つ名をもっとるんだか、、、


「好きな人を自分のせいで、傷つけてしまって、

 凄く後悔をしております。」

「それでぇー??」

「いったん距離を取った方がいいか、このまま

 続けた方が良いか、、わかりません」

「師匠、、アドバイスをお願いします!」

「きっぱりと連絡を断ち切るかぁー」

「もしくわぁー相手がしまのことぉー好きに

 させるかの、、どっちかじゃない?」


 さすが、、恋愛マスターセクシーお姉さん、、的を得てる。たしかに、、このまま続けていても、お互いしんどいだけだし、、とはいえ、、諦めたくはない、、どうしたらいいんだー。とりあえず考えが2択に絞れただけでも、、


「ありがとう、師匠!参考になりました!」

「まぁーたぁ、、悩んだら私になんでも言ってぇ」


 そして俺は師匠のアドバイスを得て、ある決断をすることにした。その時、昔ある人に言われたことを思い出した。楽な平たんな道と辛い険しい道があるとすると迷わず険しい道を選べと、、、


 そうだ!諦めるのは、すぐにもできる。だったらとことんまでやってやる!!俺が「まゆ」を好きなように、、「まゆ」も俺なしで生きていけないようにメロメロにしてやる!


 俺には師匠がついている。恐れることは、何もない、、いざ恋愛頭脳戦の開幕だ!俺は、、目標も定まり闘志がメラメラと燃えているのであった。


続く


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