第6.5話 島の日常、、アーンCHALLENGE

 今日は初めて、店以外で会う。胸が高鳴る、、本当は1日一緒にいたいが、まゆの都合状、昼職の昼休みを利用して一瞬にランチに行くことにした。


「しま、待った?」

「いや、今来たとこだよ」

「そっかぁぁ」

「それじゃー行こうか」


 実は2時間前から待機中だ。紳士たる物、女性より早くくるのは必然。しかも、待つ時間が長ければ長いほど、会った時が愛おしく感じる。世の男子よ俺はリア充を体験している!


「それで、どの店にする」

 まゆが目を輝かせてたずねてくる、、、

 上目遣いの、その行為が可愛いすぎる♡

 心臓がもたん、、まゆしか勝たん、、

「あのパスタ屋とかいいんじゃない?」

「しま、そうだね入ろう」


 店はパスタがメインのチェーン店みたいなところに決めた、、ファミリー向けの「ジョルパス」だ。

店に入ると、あんまり人がいなく、ほぼ貸し切り状態だった。これはイチャイチャのCHANCEではないか!夢に見た、、アーン合戦ができるのではないか!期待に胸を弾ませ、、いざ戦場へ!


「さぁー、、まゆどれにする?」

「じゃーこのクリームパスタにする」

 おっと、、パスタの選定さえも、可愛いすぎる。クリームって響きがなんて心地よいんだ!ちなみに一つ言っとくが、俺は極度の声フェチだ。耳元でクリームなんて言われた日には聴福でございます。


 「えっ!それで何するんだっけ?」

 もう1回聞きたくて、わざとおねだり。

 「だ・か・ら」「クリームパスタだよ!」

 ご馳走様です。


 またしょうもないこと考えてる間に「パスタ神様」がきたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。

さてさて、この時を待っていました。

アーンCHALLENGE、、チャンスは1回。いざ尋常に勝負の時。


 「まゆ、、クリームパスタおいしい?」

 「おいしいよ、島のはどう?」


 ん、、思った反応と違う!昨日見たドラマでは、ちょっと食べてみるって、くだりはいずこへ??

手厳しいな「まゆさんよ」


 それから恋愛スキル0のデブは心が砕かれ、、アーン合戦は儚い夢と終わったのであった。


 今日のところは俺の負けと認めよう、だが次回は特訓を重ね必ずアーンCHALLENGEを成功してやると、、、心に誓うのであった。


続く


P.S.

 島、、もっと違うところに気を使った方がいいと思うのだが、、、果たして島の願いは成就するのか、しないのか、「まゆさん」連絡待ってます。




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