プロローグの裏側、命視点
お兄ちゃんが来たーー!!参道をご両親と一緒に歩いている、何か警戒しながら歩いてる?
「眷属の先輩方がこちらに誘導するときに待っている人がいると言った為か警戒しておりますね」
「うん、早くお兄ちゃんに会いたいけど、参拝が済んでからだね、我慢我慢ふぅーっ」
お兄ちゃん達は参拝を済ませ帰り始めた
うぅーもう我慢できない!本当はちゃんと自己紹介をして事情を話してそれから……って計画してたけど、もう無理!!
「お兄ちゃん!!会いたかった!!」
「え!?!?!?!?!?」
思わずお兄ちゃんの胸に飛び込んでしまった、ついでにここで魂を浸透させよう、やってしまったものは仕方ない、早くお兄ちゃんに気付いて欲しくて魂の欠片をお兄ちゃんに返すその時にお兄ちゃんの魂にも触れ千二百年前のお兄ちゃんの魂と同じ安心する波長に懐かしさとやっと会えた嬉しさでお兄ちゃんをもっと感じたくて魂の欠片を浸透させ終わったけど、ずっとこの心地を感じていたくてお兄ちゃんの胸に蹲うずくまっていると
「命様、感極まるのも分かりますが龍雄様とまどっておられますので早くお話しを」
青龍が諌めてくるうぅー、もっと引っ付いてお兄ちゃんを感じたかったけど、
「うん、ごめんねお兄ちゃん」
やっぱり分かっていても離れがたく、顔を上げお兄ちゃんを見上げる、そうするとお兄ちゃんに反応があった、私が人に化けたとしても見る人が見れば気付く耳に気付いた!お兄ちゃんと契約した時の絆が戻ったのが分かる、これならお兄ちゃんを説得できる!
後書き
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