18、喧嘩という名の対話1
アイテムボックスから出たら、何故か愛美ちゃんが栞を
一体、何があったんだ?どうして、こんな
ともかく、吉蔵さんにでも
「えっと、どうしてこうなっているんでしょう?吉蔵さん?」
「ああ、うん。やっぱり私に
「なかなか
とりあえず、最初から順を追って説明してもらうことにした。
つまり、そもそものきっかけは栞の
『愛美さん、でしたっけ?愛美さんは
その言葉に、少し
少しばかり、とげの入った
『それを私に
『私、は……』
『晴斗さまは貴女のことを深く
『私、は……そんな
ぼそっと口ごもるようにつぶやいたその一言。それで、どうやら愛美ちゃんは爆発したらしい。他の皆の
そして、その直後。僕が
そう思っていると……
「別に晴斗さまが
「それ、は……」
今までにないほどの
いや、
「それで、
「私は、
それ以上、栞は何も
「そこまでだ、愛美ちゃん。ここから
「晴斗さま?」
「
二人が、
「ごめん、今まで僕がふがいなかったから、二人に
「いえ、そのような。晴斗さまが
「
「いや、すべて僕のせいだ。だから、今度は僕が
「
少し、
いや、みんなをゆっくりと見まわして。僕は力強く
「一度、僕は栞と
「晴斗さま⁉」
「
その言葉には、流石にみんな
けど、
だから、僕は今度こそ栞と
今まで、栞にだけ
だから、
「栞、今度こそ。僕は栞に僕自身の
「
少し、
やはり、栞は
いや、あるいは
そんな僕に、昴さんが少し
「本当に、良いのかい。晴斗くん?それは、結果次第では本当に
「今まで、
「そうかい?でも、」
「昴さん。いえ、
「晴斗くん……」
「ですので、今度こそ僕は絶対に
そんな僕に、今度は愛美ちゃんが
「本当に、
「良いんだ。今までずっと、
「ですが、それは!」
彼女の頭にぽんと手を
「今まで
「晴斗さま……」
「みんなも、きっと栞と
そう言って、栞と一緒に
その表情は、どこまでもまっすぐで。そして、
「晴斗くん。一つだけ、
「はい、何でしょうか?」
「晴斗くんは、今までもずっと
「……はい、
そうして、僕は栞と一緒に銀行ビルを
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