第5話

西郷さんはゲームプログラマー学科の専門学校に入学した。お金はうちでなんとかした。ちょうど余裕があったので、思い切って出してあげた。西郷さんもそこは心配だったらしく、感謝している様だった。就職したら3倍返しばい!と言っていた。


「福岡ん学校までバスと自転車でないとかなっかな」


という事でバスセンターまで自転車で行きあとは高速バスで行くらしい。何とかなりそうだ。



学校では馴染んでいるそうだ。最初に自己紹介をしたとき西郷隆盛と名乗ったらキャラ作ってんなーみたいに言われたそうだ。だって本物だもの。


最初は色物扱いだったが西郷さんの学ぶスピードは目を見張るものがあり、一目置かれる存在になった。


学校の後同級生に誘われてカラオケに行ったそうだ。最初は戸惑ったが現代文化おもしれーという毎度のことになるので、直ぐに順応し、黒田節を歌ったそうだ。楽しかったそうだ。さすが学ぶのが早い明治人だった。

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