第2話
基盤の破片の近くで遭遇した事から金属の怪物、
メタルモンスターと思しき怪物は基盤の近くにいるのでは無いかと想われる事から、メタルモンスターの近くに有る可能性が有ると言う事、
そうなればメタルモンスターの目撃情報を頼りに行く必要が有る、
日が上り始まる前に機体を隠す必要が有った、
オストリア共和国とテラノス帝国は同盟関係の関係上グライムブラス連合国の機体、ソルドが発見されるの好ましく無い。
日が上り始めた、
村の外れの森林にソルドをしゃがませてマジックジュネレータの効力で木々の風景に同化して、
村の人達と軽い挨拶等を交わしてるが…
『レイモンドさんは挨拶とか出来るんですね、私てっきり寡黙な方かと?』
レイモンドは周りを確認してから、
「そんな訳が無いだろ」
村を歩いて数分、
ハルト家、ジョニーの部屋
元子供用の机に幾つか集めた情報をメモに書き留めた、
幾つか集めた情報に拠ると海岸に近いラフト村から北に数kmの荒野にその目撃情報が相次いだ。
他にも、風が常に吹き荒ぶ山脈地帯、
情報としては多分十分だ、
「…」
レイモンドは部屋を見渡した、
『あ…あの』
「もう来ないんだから少し模様替えでもするか?」
『そのままでも十分では?』
「時間はまだ有るしこの本棚の本は…少年漫画誌か…図鑑や辞典でも十分かな?この壁のポスターも撤去して絵画が見つかれば其れも良いな」
夕暮れ
『…家具はそのままでもとても男の子の部屋じゃなく、男の人の部屋になっちゃいましたね』
部屋を提供したハルト家の御家族に感謝しつつレイモンドは機体に乗り次の目的地に飛んだ、
着いた時は夜に成ってた、
メタルモンスターの目撃情報から荒野にいるらしいが、
この日は雨に成ってた、
「この時期の寒暖ベルトの時期は夏化か…」
コックピットに居るレイモンドはそう呟いた、
寒暖ベルトとは第一次ウーラシア大陸戦争で西洋式魔術を行使する魔法使い達が互いに魔法を酷似した結果。惑星セシリアの大気に変化が起きてしまったのだ、
惑星セシリアの北半球と南半球の西の果てと東の果てを横断する様に、
高温
多湿
低温
乾燥
この四つが変に混ざり合いながらも、極端な天候を生み出す、
其れが『寒暖ベルト』
この寒暖ベルトの影響を受ける地域では、その都度その対策が必要としていたのだ、
グライムブラス連合国はその寒暖ベルトの影響化には無いが、テラノス帝国は戦後占領した地域が不運にも寒暖ベルト地帯に入っていたのだ、
その影響からかグライムブラス連合国の服装のレパートリーは其処まで多くも無いが。対してテラノス帝国は服装のレパートリーが多いのも其れが理由で遭った、
コックピットの中からでも雨の音を感じた、
レイモンドの乗るソルドは前進を続けた、
暫く進むと、
滝の様な雨が壁の様に降り注いだ。
『天気の境目はこんな感じですか?』
已む無くその雨の壁に飛び込む事に成った、
幾多もの金属を無視して雨の音が響いていた、
蒸し暑く感じた。
『あの、大丈夫ですか?
あ…だい…ょう…でか?
…の…だ…じょ…ぶ…す…
あ…だ…』
意識がぼやけ始めた後気が付くとメインモニターは水の中の様な幻想的な風景だ、
「…マジックジュネレータオフ…オン」
モニターの故障では無い、ハッキングされて無い。
『豪雨の中…な訳が無いですよね?』
レイモンドは頭を縦に頷いた、
そもそもAFは水中での活動は想定してない雨の中位なら問題は無いが海の底とかは無理が有る、
だがコレは本物の水の底な訳が無い。
機を動かすと矢張りそうだ、
『来ます』
精霊がそう叫ぶと数m先に居た、
水中を泳ぐ生き物とも言えるもの、
補給がままならない事も考慮して実弾は可能な限り控える必要が有るがソレでもを考慮して。
接近して相手が此方に気付き接近を仕掛けて来た、
口と思しき部分が開いた一瞬の隙を突きグレネードを発射した、
メタルモンスターを撃退した直後雨が止み基盤が発見された。
基盤を回収した直後、
また見た事無い精霊が見えて来た、
青い髪に水色がかった肌、
服で隠れてるが足は完全に有るが腕は肘から下が無い、
[えっ…と、ええっと、よ…宜しくお願いします]
『貴女名前は?』
[わっ分かりません]
「分からないか…」
『だったらいっそ名前を付けるのは?私は今日から地の精霊ちゃんなら貴女は差し詰め水の精霊ちゃんね』
[えっ…えっと宜しくお願いします]
レイモンドはやれやれだなと想った。
この世界での汎ゆるモノに影響を及ぼす属性は当初は『火』『水』『土』『木』『金』と我々はそう認識していたが純血と成れば我々よりも遥かに長く生きるアジス達は『火』『風』『水』『土』と認識していた我々のが間違ってる可能性が高い、
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