第203話

真新しい紺色の制服を着て、肩に学校鞄を背負った。




「行ってきまーす!」




元気に家を出て、少し早足になりながらもあたりを見回しながら歩く。




普段からスカートはあんまりはかないから、膝の上で揺れるプリーツの入った裾がくすぐったい。


紺色の新しいハイソックスがちらちら見えるのも新鮮だった。




途中の信号のところで葉月ちゃんと待ち合わせて、初めての通学にドキドキしながら、中学校の校門を抜けた。




入学式にはパパとママが二人とも来てくれるけど、私とは別に後で来ることになってる。




だから、葉月ちゃんと一緒に体育館に入って、壁に貼られたクラス分けを背伸びしながら覗いた。




でも、やっぱりそこからじゃ見えなくて、順番待ちをしながら回りを見てた。

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