第195話

し、知ってる?




「でもこの間までね、零にとって瀬尾は親友だと思ってたの」


「え?」


「幼馴染みとして大好きなんだろうなって」




うんうん、私も自分でそう思ってた。


だから、葉月ちゃんにもそういう風に話してたんだし。




頷く私に対して、


葉月ちゃんは不適に笑った。




ち、ちょっと怖いよ。




「でも、駅まで見に行ったときわかっちゃった」


「えっ?」




見に行ったって、


本屋さんに来て偶然会ったんじゃなかったの?




「零が、すんごい可愛い顔してたから」




えっ、か、かわ……




「私ひとりでライバル視しててバカみたいだったわ」




ラ、ライバル!?

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