第194話
えぇー、
どうしてそんな意地悪言うのかな。
たぶん今、また顔が赤くなってるよ。
あっ!
そういえば、自分で出した答えを葉月ちゃんに言ってなかった!
うわぁ、これってちょっと怒ってるよね。
「あのね、葉月ちゃん」
「ん?」
うわ、どうしよう。
緊張するよ。
「あの、」
「うん」
「あのね、」
「うん」
葉月ちゃんは笑顔のまま待っててくれた。
「私、那由多が好きなんだ」
「うん、知ってる」
ぎゅっと目を閉じて決死の思いで言ったのに、あっさりと返された。
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