第178話
別荘の玄関ドアを開けると美味しそうなカレーの匂いがして、私たちは誘われるようにダイニングへ入った。
中へ入ると更に良い香りが鼻を刺激して、今にもお腹が鳴りそう。
「おかえりなさい」
純くんのママがお鍋を運びながら笑いかけた。
みんな口々にただいまを言って鍋を覗き込む。
どうしよう、すっごく美味しそう。
「ちょうど準備できたところよ。食べましょう」
「わーい!」
私はついフライング気味に喜んでしまって、みんなに笑われた。
だってあんまり美味しそうで、待ちきれなかったんだもん。
しょうがないよね。
食卓にはすぐに、夏野菜をふんだんに使ったカレーライスが並ぶ。
全員揃っていただきますを言って食べたカレーは、今まで食べた中で間違いなくNo.1の味。
私は2回おかわりをして、また笑われてしまったのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます