第179話

「うぅぅ、苦しい」




ポスンとベッドに倒れ込んだ私の横に、笑いを堪える葉月ちゃんが座った。




「もぅ、食べ過ぎだよ」


「だってー」




今にも吹き出しそうな様子に、私は頬を膨らました。




「おいしすぎるのが悪いんだよ」


「ぷっ!」




葉月ちゃんはついに堪えきれなくなって、声をあげて笑いだした。




そんなに笑わなくてもいいのに。


笑いすぎてひーひー言ってるとこ、初めて見るよ。




お腹を抱えて笑われて、ふて腐れながらシーツに顔を押し付けた。




「純になんか言ったでしょ」




いつの間にか笑い止んでた葉月ちゃんの言葉を受けて、私はゆっくりと顔を向けた。


純くんに聞いたのかな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る