第159話

手を引かれるまま、葉月ちゃんと一緒に割り当てられた部屋に入った。




ベッドにリュックをドスッと落として、その横に並んで座る。




葉月ちゃんはどこかぼんやりと、正面を見つめてた。




「葉月ちゃん?」




何か変だよ?


大丈夫?




そう言う前に、私は言葉を飲み込んだ。




突然、葉月ちゃんが泣き出してしまったから。




「ふっ、ふぇぇぇん」


「は、葉月ちゃんっ」




こんな葉月ちゃん見たことない。




どうしたらいいかわからなくなった私は、隣でひたすらおろおろしてた。

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