第143話

また会えるって信じてたけど、今日まですっごく長かった。




果てしなく並んだ0が、私たちの距離に見えたから。



遠いな。


寂しいな。


って思いながら、数えたんだよ。




「僕ね、本当に僕みたいだって思ったよ」


「?」




那由多も同じように思ったのかな。


私は遠い存在だって、感じてるのかな。




どういう意味かわからなくて、黙ったまま那由多を見つめてた。




「0がいっぱいでしょ?だから、僕と一緒」


「どういう意味?」




やっぱり分からなくて、聞いてみる。




那由多は、そんな私に満面の笑みで答えてくれた。




「僕の中も、零ちゃんでいっぱいだから」

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