第120話

「なんだよお前、どこの学校のやつだよ?」


「僕、1年の頃まではこっちにいたけど、引っ越したんだ」


「ふーん……」




何か言いたげな、不機嫌な顔の祥平。


対して穏やかな表情の那由多。




やっぱり那由多、大人っぽくなった。


祥平がすっごく子どもに見える。




背とか体型はそんなに変わらないのに、全然違う。




そんなことを考えながら、那由多を見てた。




「零!」




いきなり祥平に呼ばれ、目を向ける。




「ん?何?」


「そいつと来たのかよ」


「うん。そうだよ」


「……チッ」




ん?


今、舌打ちされた?

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