第119話

「ママだって、可愛いって言ってくれたもん!」


「そりゃ、親だからだろー!」




むきーっとなって、さらに反論ようとしてたら、



「誰?」




那由多が帰ってきた。




「あ、那由多!おかえり!」


「ただいま」




私は怒りをすっかり忘れて、笑顔で那由多を迎える。


那由多も笑いかけて、祥平たちの横を過ぎて私の隣に立った。




「あ、クラスメートの男子だよ」




祥平たちを指差しながら、那由多に紹介した。


那由多は向き直って、ちゃんと挨拶する。




「こんばんは」




祥平たちはポカンとしてた顔をハッとして直すと、那由多を睨んだ。

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