第94話

「おじさんお久しぶりです」


「おー!大きくなったなぁ!」




そんな声が聞こえて、パパにタックルをかましながら飛び込んだ。




「那由多!?」




今の声は間違いなく那由多だった。




どこ?どこ?どこ?


テンパりながら、那由多を探す。




パパの真正面に人影が見えた。


その人も私に気付く。




名前を呼ばれて、私を覗き込んだのは、




艶やかな黒い髪を揺らし、




黒い大きな瞳を細めて、




薔薇色の唇に笑みを浮かべた、




超美少年に成長した、




那由多だった。

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