第91話

いよいよ那由多が遊びに来る当日。




私は楽しみすぎて、一番早起きした。




那由多は朝早くに出発して、お昼にはこっちの駅に着く予定だ。




もう電車に乗ったかなとか、


早く会いたいとか、


楽しみだなとか、


とても待ちきれない。




那由多は、どんな男の子になってるだろう。




そういえば、元気の写真はよく送ってたけど、私たちは送ってなかった。


失敗したと今になって後悔。




それから半日は、そわそわと時計を見ながら、記憶の中の、色白で艶やかな黒髪の可愛い可愛い男の子を、


ずっと思い出してた。

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