第14話

近所の子たちと集団登校して、


教室で授業を受けて、


休み時間も一緒に遊んで、


給食も席が前後だから一緒の班で食べた。




帰りも、もちろん那由多と手を繋いで。






私と那由多は幼稚園の頃と同じ、いつも一緒にいた。






同じクラスの男の子たちは、私たちをからかったりひやかしたりしたけど、全く気にならない。




那由多に手を出したら、私がお返しするだけ。


だって、那由多は私が守るって決まってるから。




那由多を傷つけるやつは、私が許さない。






ずっと、ずっと、


一緒にいて、


那由多を守るって思ってた。

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