第68話
「おばあちゃんがね、育ててくれたんだ」
「うん」
話す私に、君が相づちを打つ。
「でもおばあちゃんも、私が中学に上がってすぐに死んじゃって」
「うん」
「その後は高校でるまで親戚の家にお世話になって」
「うん」
「で、専門学校に行きながらバイトしまくって一人暮らしして」
「うん」
「ホテルの厨房に就職してお金貯めて」
「うん」
それで、
「この家を買ったの」
「そっか」
「うん」
ちゃんと最後まで聞いてくれたのが、なんか嬉しかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます