第61話
がちゃりという音がまずして、次にベルがカラン鳴る。
開いたドアの向こうにいたのは、
「おせぇ」
「……」
君だった。
え?
なんで?
そんな気持ちそのままに私は君を見つめた。
だって今日は定休日。
ドアノブにもCLOSEのプレートが下げてあるのに。
私は不躾に上から下まで眺めた。
なぜここにいる?
君は、いつものスーツ姿じゃなくてもっとラフな服装で、髪もちょっと無造作にしていた。
……くそぅ。
センスのよさがチラチラわかるのがなんだか悔しい。
白のVネックのゆったりしたシャツに細身のダメージジーンズが、いつもより少し若く見せた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます