第27話

いい加減我慢も限界になって、遂に私はぎろりと睨んでしまった。


今まで頑張って笑顔を絶やさずにいたけど、もう駄目だ。




私の怒りは限界点に到達した。




すると、




「ふっ」




突然、お客さんはくっくっと笑いだした。




……ちょっと。


何がおかしいの。




無茶な注文聞いてやったでしょ。


コーヒー出してやったでしょ。




「まさか、缶かよ!」




お客さんはお腹を抱えてヒーヒー笑いながらそう言うと、かしゅっと音をたててプルタブを開けた。




……飲むのか。


あれだけ色々言っといて。




そして一口飲んだかと思えば、




「甘っ」




また文句。

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