第11話
別の地域から引っ越してきた私にはここに知り合いもほとんどいない。
だからひとりでひたすら頑張っていた。
そうしたら、いつの間にかご近所さんが声を掛けてくれるようになった。
「精が出るね」
「頑張って」
「はい、差し入れ」
海辺にあるこの街のひとは、みんなこの海みたいにおおらかで優しいみたい。
私は俄然やる気がみなぎって、朝から夜まで家の前の道路の端にはた迷惑な建材を広げて作業をしていた。
でも、
そのやる気は見事に空回りした。
もともと非力な上体力も少ない私は、要領が極端に悪かった。
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