第10話
専門学校を卒業して、5年。
遊びもファッションも我慢して貯めたお金で、私は家を買った。
赤茶色い洋瓦の切妻屋根と、白いタイルの外壁の小さな中古の家を。
ずっとずっと夢だった、私だけの家。
それがやっと手に入った。
契約書にサインした瞬間を思い出すと未だににやけてしまうくらい、本当に嬉しかった。
でも、いくら頑張って貯金したって20代の私が貯められるお金には限界がある。
家と少しの家財を買ったら、貯金は完全に底をついた。
だから、
家の痛んだところの補修や必要な造作は自分でした。
本屋さんでリフォームの雑誌を立ち読みして、見よう見まねにチャレンジ。
慣れない工具で怪我をしたり、ペンキを溢したり、失敗しながら頑張った。
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