銀色の大自然
『大自然』
俺の血をサメが飲み、俺の肉を鷹が喰み、俺の骨をオオカミが齧る。
俺の髄を啜り、山へと登ってゆく、海を潜っていく。
俺は大河のしぶきになって、山の朝露の中にいるだろう。
親はわんわと泣くかもしれぬが、俺はもう感情など無い。だから、それを見ても何とも思わぬ。
ただ、そう、大自然。
俺の身体が大自然。
『冬の陽射し』
光が差した、森の先。
雪は燃ゆるかな冬。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます