自分の書いた小説を『国語の問題』に使われた、作者の魂の叫び!

この『国語の問題』に使われた小説の作者さんは、感激して、届いた問題を読んで解き始めるんですね。
そこから物語が始まります。

すごくおかしくて、笑ってしまいます。
でも、自分でちょこっとでも小説を書いている人はどうでしょう。

自分がもしこの作者さんだったら、やはり叫びたくなると思います。
そして、最後のエピソードがまた素晴らしい。

この作者さんは、この後、どうなったのかなぁ。
創作活動は順調にいっただろうか。
そんなことをつい考えてしまいました。

黒澤カヌレさまはまるで魔術師のようにあざやかに、あることに別な視点があることを見せ、「どうしてそうなる!?」と笑わせながら最後の「おおっ!!」へと読者を連れて行ってくれます。

お見事〜!!
今回もまた、すごく楽しんで読むことができました。

その他のおすすめレビュー

櫻井金貨さんの他のおすすめレビュー235