第25話 保健体育?

 はい。本日は特別講師にローズマリーさんをお招きしております。

「セートさん、モモさん、ツバキさん。サザンカさん。皆さま男女の経験はございますか?」

「「「「ありません」」」」


では知識としてはセートさん答えても貰えますか?

「はい。結婚して手を繋ぎなが寝たら、キャベツ畑からコウノトリが赤ちゃんを運んできます」

「……何か混ざってませんか?」

「ごめんなさい。冗談です。夫婦の共同作業がタイミングよくいけば子供は出来ます

但し1回や2回で出来ることも有るが、相性が悪いと時間がかかることも有ります」


「そうですね。よく勉強されているみたいですね」

「気をつける事は相手が喜ぶところを重点的にせめること。自分ばかりになると相手は次から嫌になる可能性が高くなります」

「そしてできるだけ相手を褒めましょう。お互いに褒めあえれば嫌な気にはならないでしょう」


「私の場合は最初の頃だけ丁寧で、すぐに手抜きになりました。いいお相手が出来たら飽きられないよう努力しましょう」

「セートさんはもうお相手が既に三人と私がいますので今から特別授業となります」



「セートさんたちはこちらに集まってください。そこの空き教室でより実践的な講習をします。

セートさんとモモさんはこれから子供を作ってもらう事になります。

まだ結婚式まで時間が有るのでもう少し先になりますが実践してもらいます」


セートさんたちはもう相手が決まってますので雑談でもしてお待ちください。

「とりあえず初日はモモだね。で、1日開けてツバキ姉妹。また1日開けてローズマリーだね」

「あのいつの間にローズマリーさんが?」

「いやなのか?」

「いえ。嫌ではないですよ。なんか色々教えてくれそうな感じもしますし」


「もう一つ気になったのはツバキ姉妹。いきなり二人?いいの?」

「それはなもうお互い見た事あるだろ。だからサザンカにも教えないとと思ってな」

「セート様見た事ると言うのはどうゆう事でしょうか?私が居ない間に味見されたのですか?」

「違うよサザンカ。出かけて帰ってきてから汗流している時に水浴びの所にツバキが全裸で入って来たんだよ。思わず逃げてしまったよ」

「あのとき……セート胸見てただろ」


「見たけど見てはいけないと視線そらしたからほとんど見てないよ」

「そういえばツバキもよく見てたな」

「それは自分についてない物があったら気になるじゃないかセートもそうだろ?」

「まあ否定はしません」

「お……お姉ちゃん……何でその時私を……見たかったのに」


「セートが少し引いてるぞ」

「セートさんの事なら全て知りたいのです。セートの望みならでもするよ。だから私サザンカと子供一杯作ってほしい。」


と……とりあえず家族が増えたらいいね(サザンカ少し病んでる?)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る