このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(327文字)
読んで、作者様を好きになってください。
読んでいると面白いけれど、実際は大変苦労されたんだろうな……と。ファンデーションの話は本当に嫌悪感でたまらなくなりました。私ならお金をとことん請求してしまいます……よくありそうで、あってほしくないお話の詰め合わせです。
作者の叔母に対する嫌悪感が、丁寧に鋭く描写されている。あんぱんと芝桜。こんなありふれた素材でも、作者の並外れた表現力によって、毒の利いた優れたエッセイになるのだ。
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